Inaka Tourism いなかツーリズムとは

美杉町は、三重県津市最西端の山間部、奈良県との県境に位置します。
昭和の大合併で7つの村が合併し美杉村になり、平成の大合併で津市美杉町となりました。
津市の約3分の1は美杉町というぐらい、とても大きな町です。

今では三重県指折りの過疎地となっていますが、その昔それはそれは栄えた地域だったそうです。
室町の時代には、伊勢の国司と栄え、北畠氏が美杉に城を構え、伊勢国を統治していました。
江戸の時代には、お伊勢参りが全国的に大流行し、その中でも特に人々の往来が多かったとされる伊勢本街道が美杉の中を通っており、現存する3つの宿場町が街道の中でも特に賑わったとされています。
昭和の時代には、林業が盛んとなりました。直木賞作家・三浦しをんさんが美杉を舞台に執筆した小説『神去なあなあ日常』は、後に矢口史靖監督により『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』として映画化されました。
平成の時代には、東海圏初の森林セラピー基地に認定されました。癒やし効果の高い森が美杉には多く存在すると評価されてのことです。美杉は一部国定公園に指定されているエリアもあるほど自然豊かな土地です。

でも、これらはあくまで前段。
美杉の一番の主役は『人』そのものです。

『人』にスポットをあて、『人』の視点を介して地域の魅力を伝えていく、
そんなメディアに育てていきたいと思っています。
ツーリズムを軸に美杉を盛り上げたいと起ち上がった「Inaka Tourism」という組織がつくる、
ひとつの限界集落の今昔を伝えるWEBマガジンです。

旅の醍醐味は
「その土地の人・文化に触れること」

中山間地域のありのままの暮らしをツーリズムとつなぎ、
少しの学びとエンターテインメント性に富んだ体験を提供します。

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